競技委員会検討議事録(2001年7月)
作成日2001/08/07
発行者:競技委員会
1.議事概要
(1)検討メンバー :前信之、朝倉弘道、川嶋清仁、鈴木朗、宮本明仁、山田修史
(2)検討期間 :2001/07/01〜2001/07/30
(3)検討場所 :全てメーリングリストでの話し合い
2.議事内容
(1)競技委員会の活動における中間報告書を提出
・中間報告書は発行にあたりAJSKA役員会にて承認を受けた。
(但し役員会MLにて回答があったのは1名のみ。競技委員会の判断にてHPへの開
示を決定した。)
・中間報告発信後、アンケート回答件数は1件増加。それ以降7月中は回答者無
し。
・中間報告書は当初Adobe Acrobat Reader 4.0 にて閲覧可能だったが、汎用性を
考えてVer3.0でも閲覧可能とした。
(2)年間ポイント制についての協議
・現状の問題点の抽出
□勝ち点方式もそれ以前のポイント方式も問題がある。
勝ち点方式の場合、参加人数でポイントが決まる為、参加者のレベルは考慮
されない。それ以前のポイント方式では、大会の規模に関係なくポイントが
ついてしまう(参加者のレベル差は関係ない)
□最近ではインターミディエイト、エクスペリエンスもオープンで競技してお
り、簡単で判りやすいポイント制度が必要。
□Japan Cupの格式付けや国際試合の代表選手権などに応用できるポイント制が
必要。
・新ポイント制度の発案
1.マスターフライヤーの参加数をポイントに導入する。
マスターの参加人数によって決定される大会グレード、及び上位者(マスター
)に勝ったボーナスポイントにより、競技会のレベルをポイントに反映する。
マスターフライヤーの格式付け、またマスタークラスの価値向上。
2.大会ランクを事前に決め(年度始め)、入賞者のポイントは固定式(例 1位
:12点,2位:9点..)。
年間の開催予定大会のうち、いくつかを指定大会とし獲得ポイントに差をつけ
る(以前のNational大会のようなもの)。指定大会をレベルの高い大会と仮定
し、固定ポイントを与えるもの。
3.演技に対する得点(ジャッジの採点)をそのままポイントに反映する。
同じ優勝でも各競技会のそれぞれの演技レベルに応じてポイントに反映される
。直接対決が難しい状態でもジャッジのレベルが一定ならば比較評価が容易。
また同じジャッジが違う大会でジャッジしていれば間接的に直接対決と同等の
効果が得られる。その他、全競技者に何らかのポイントが与えられる。
(3)競技会の周辺整備について
・ジャッジの教育(公平なポイント制度のため重要)
・ポイントランキング(途中経過)の迅速な開示(Webを利用)
・ヒートの有無に対する明確な基準作り。またその場合のポイント制度の検討。
・ルールに対する教育(モラル面も含めて)が必要。
・ルールブックの配付の必要性(IRBC委員にて対応して頂く)。
(4)その他
・中間報告書で述べた、AJSKAへの要望事項についてフォローが必要。
以上