1999年度 ルールブック



新ル−ルについて
 IRBCの基本概念としては、フライヤ−と観衆に理解しやすいル−ル作りが主旨であるため、既存のル−ルを基本によりシンプルかつ大会主催者に柔軟性を与え、今後の大会運営における試行錯誤の結果を取り入れ、更に発展させてゆく方針です。

 AJSKAでは1999年度中に、新規ル−ル及びガイドラインを会員に浸透させてゆく意向ですが、スコアリング及びジャッジングに関する詳細が現在作業進行中であるため、ル−ル及びガイドラインの翻訳作業を先行し、後にスコアリング・ジャッジングの翻訳を行うため、正式なNew Rule Bookの発行に関しては先送りとなります。
 また、本年度のAJSKA大会が3月より開催されますが、新ル−ルの適用に関しては以下の通りとします。

定義

1,ス−パ−バイザリ−コミッティ−
  抗議に対し、より公正な判断が下されるために「ス−パ−バイザリ−コミッティ−」 を各大会ごとに設置し、抗議に対する問題を解決する。但し、現場での問題解決に至らない場合は、後日AJSKAに報告し解決策を検討する。コミティ−の構成メンバ−は、大会運営責任者、ジャッジと競技者の代表者を1名づつ募る。

ル−ル
1,競技モ−ドの設定(安全ル−ル)
  いかなる場合においても、安全を最優先しなければならない。
  競技者による危険なフライト行為は、ヘッドジャッジの判断により競技種目又は、競技会からの失格という罰則をうける。
  加えて、パイロットミ−ティングからその日の競技が終了するまでの期間(チ−フジャッジの判断による)、指定された境界線を越えてカイトをフライトさせた競技者は、エントリ−種目より失格となる(競技モ−ド)また、競技中に指定の境界線から身体を越えて動いた競技者はその種目から失格となる。

2,メンバ−構成(ペア−及びチ−ムにおけるメンバ−の構成について)予め登録されたメンバ−の変更が認められており、以下に競技会ごとに変更を行うことの出来る人数および各参加種目において必要とされる人数を登録人数に応じて以下の通り規定する。

メンバ− 変更可能人数(競技会)     最低必要人数(種目)
     2名        1名             2名
     3名        1名             3名
     4名        2名             3名
     5名        2名             4名
     6名        3名             5名
     7名        3名             6名
     7名以上     4名             6名

  1. ガイドライン
     プレシジョン(コンパルソリー・フリースタイルを含む)、バレーと現在個別に 行っている競技種目を、ひとくくりで一種目として扱う。(W−CUPと同様の形式) この場合、プレシジョンとバレーの総合得点により順位を決定する。 但し、正式なスコアリングが決定されるまでAJSKAとしては新ルールへ移行 するまでの準備期間として、大会運営側の判断にまかせる。

    ※AJSKAポイントに関しては、従来通り規定とバレーのポイントを個別に適用 する。表彰に関しては、その方法を大会主催者に委ねる。



  2. カイト及び用具の交換
     競技中にカイトおよび用具の交換を行ってもよい。但し45秒ルールは適用される。 また、切れたラインは安全確保のため交換する事とする。





新年度適用の追加ルール・競技説明

AJSKA降格基準に関する追加取り決め、チーム・ペア登録について

  1. 過去にマスター、エクスペリエンスとオープンにて上位入賞経験のある競技者は 最低でもインターミディエイトクラスまでの降格とし、ノービスクラスへの降格は、 無しとします。


  2. 現在チーム又は、ペアに登録している競技者は1年以上大会出場がない場合において 2年目からの登録を継続するか削除するかの選択をAJSKA本部まで自己申告する こととします。尚、申告がない場合は、削除いたしますので、ご了承願います。


  3. フライヤーは複数のチーム登録することを可能とします。但し同一大会での複数 エントリーは不可能といたします。


  4. 公認大会実施に伴う登録関係について 個人、ペア、チーム、は事前に登録申請していないと、AJSKAポイントランキング は無効扱いとなります。大会出場される前に、皆さんのクラスは各自把握してい ただきますようお願いいたします。またクラス分けについて、ご質問がある場合は、 本部事務局へTELまたはFAXでご連絡ください。